六星占術とは伝説の占い師として知られる細木数子さんが考案した占いです。
古代中国より伝わる伝統的な易学や算命学などに様々なアレンジを施して現代的な占いにしたのが六星占術と言えるでしょう。
生年月日や生まれ年の干支からその人の運命を占うという方法は同じく中国由来の四柱推命にも似ていますが、六星占術は算出された「運命数」に従って占う対象をわかりやすく分類することに特徴があります。
この運命数の計算と分類によって特別な能力がない人であっても簡単に運命を占うことが可能になる六星占術は一大ブームを巻き起こし、40年以上に渡って関連書籍は毎年ベストセラーを続けています。
また生年月日を知ることさえできれば正確な占いができる六星占術は書籍占いだけでなく最近流行している電話占いとも非常に相性がいいものとなっています。
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六星占術を生み出した伝説の母娘
六星占術の生みの親である細木数子さんは2000年代には視聴率の女王と呼ばれたテレビタレントでもありました。
占い師としての実力だけでなく気持ちのいい話術や人柄によっても広く愛された細木数子さんですが、その人生は決して順風満帆なものではありませんでした。
そんな過酷な人生を切り開く力となったのが1982年に発表した六星占術に関する初の著書です。
それまでになかった新しい占いとして六星占術は当時の女性達を中心に支持され、今に至るまで迷える女性の味方であり続けています。
細木数子さんは一時期からテレビタレントの仕事を減らし後継者の育成に当たっていました。
そして後継者として正式に養女の細木かおりさんを指名し、2021年に永い眠りにつきました。
細木かおりさんは六星占術をさらに盛り上げるべく積極的な活動を続けており、書店やコンビニでは彼女が監修した六星占術の本をいつでも簡単に見つけることができます。
六星占術の基本は6つの運命星
六星占術の基本となる考え方は、人間はその運命数によって6つの「星人」に分けられるというものです。
それが土星人・金星人・火星人・天王星人・木星人・水星人と呼ばれる分類です。
これは万物を5つの属性に分けて考える陰陽五行に星運びを読む占星術を組み合わせ、独自に天王星を加えて「六星人」としたものとなっています。
占う対象の人がどの星人に分類されるのかは生年月日から算出することができます。
今はネット上に六星占術の計算ができるページが多数あるので、書籍がなくても運命星を割り出すことは可能です。
ただし運命星がわかっただけでは血液型占いのように大まかなその人の傾向を知ることができるだけなので、細かな運命を占うためには運命星を元にした「占命盤」を描いてさらに深く占っていく必要があります。
六星占術で重要となる霊合星人と陰陽の考え方
六星占術には基本となる六星人だけでなく、「霊合星人」という概念があります。
ある特定の生年月日を持つ人は相反する2つの運命星を併せ持つ霊合星人となり、普通の人よりも複雑な宿命を背負うとされています。
霊合星人に分類される人は、より慎重に占命盤を見ていくようにしましょう。
また六星占術における運命星にはプラスとマイナスが存在します。
これは陰陽五行の「陽(+)」と「陰(−)」を当てはめたもので、たとえば火星人であればさらに「火星人(+)」と「火星人(−)」に2分割されることになります。
そして六星人を2つに分けて12種類とし、その12種類が干支の12支に対応する形となっています。
少し複雑に思えるかもしれませんが、運命数に従って計算すれば自動的に分類されるため安心してください。
六星占術は本当によく当たる?
実際に六星占術がよく当たる占いなのかどうかについては諸説あります。
単純な星座占いや血液型占いを除けば間違いなく戦後日本ではもっとも多く使われている占いの一つが六星占術です。
そのためユーザーサンプルが多過ぎて逆に的中率がわかりにくくなってしまっているのが六星占術の問題点であるとも言えます。
六星占術は当たらないという人の中には、聞きかじりの知識で軽く試した程度でそう言っているケースも非常に多くなっています。
六星占術は誰にでも簡単に始められる占いとして人気を得ましたが、その奥深さは他のどんな占いにも負けてはいません。
本格的によく当たる六星占術を受けたいのであれば、独学ではなくプロの占い師に相談してみるのがおすすめです。
六星占術が役立つのはこんな場面
六星占術は生年月日からその人が生まれ持って背負った宿命を判定するものなので、あくまでも長期的な目線に立った人生計画の指針にするのに向いた占いとなっています。
その瞬間の恋愛相談や悩み相談よりも、今が動くべき時期なのかどうかといった運命の勢いを知るために使うのが六星占術の有効な使い方と言えるでしょう。
特に運気が下降する「殺界」の時期を知ることは六星占術の主な利用法です。
殺界は四柱推命で言うところの「天中殺」に当たるもので、六星占術ではこれを「小殺界・中殺界・大殺界」の3つに分けて占います。
六星占術において大殺界の時期は新たな動きを避けて健康や安全に気を配るべきとされているので、運気の下降を感じたら六星占術を使って自分や周囲の運気の流れをよく読むようにしましょう。
六星占術の電話占いについてのまとめ
六星占術は今や日本において非常に有名な占い方法となっています。
そのため自分で書籍を購入したりネットで調べるだけで軽い占いならば十分に行うことも可能です。
しかし六星占術の本質はもっと深いところにあることも事実です。
独学で占うだけでは満足できない、もっと正確な占いをして欲しいと望むのであればプロの占い師に相談をするのがやはり最適と言えるでしょう。
占いの館にまで出かけていかなくても最近は電話占いという方法で自宅に居ながら運命を占ってもらうことができる時代になっています。
特に生年月日さえわかれば非対面であっても占いを進めることができる六星占術は電話占いとは非常に相性のいいものとなっています。
詳しい個人情報を渡す必要もないので、六星占術の電話占いをしてもらうのは占い初心者にもおすすめと言えます。
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